2020年08月28日

くらもちの皇子と蓬萊の玉の枝@

大変です。8月がもう終わりそうです。「竹取物語」で続けることにしました!
〈本文〉
くらもちの皇子(みこ)は、心たばかりある人にて、朝廷(おほやけ)には、「筑紫の国に湯あみにまからむ」とて暇(いとま)申して、かぐや姫の家には、「玉の枝取りになむまかる」といはせて、下(くだ)りたまふに、仕(つか)うまつるべき人々、みな難波(なには)まで御送りしける。皇子、「いと忍びて」とのたまはせて、人もあまた率(ゐ)ておはしまさず。近う仕うまつるかぎりしていでたまひぬ。御送りの人々、見たてまつり送りて帰りぬ。
「おはしましぬ」と人には見えたまひて、三日ばかりありて、漕ぎ帰りたまひぬ。
 かねて、事(こと)みな仰(おほ)せたりければ、その時、一(いち)の宝なりける鍛治工匠(かぢたくみ)六人を召しとりて、たはやすく人寄り来(く)まじき家を作りて、
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〈juppo〉8月はただでさえ、暑いのをガマンしているうちに終わってしまうのですが、今年はその上にいろいろなことをガマンしなければならなかったので、余計に何もしないうちに終わった気がしませんか。まだ終わってないですけど。

 石作の皇子の冒険譚というか失敗談を前回お届けしました。一区切りして他の作品を描こうかなとも思ったのですが、続けて他の皇子たちの話を描きます。二人目はくらもちの皇子です。

 石作の皇子は一応お宝を探しに出た後で諦めていましたが、くらもちの皇子という人は最初から本物の宝を手に入れる気はサラサラないようです。かぐや姫からのリクエストを聞いた時点で、皆さん無理無理、な反応でしたからね。きっとその時から知略の限りを尽くして準備怠りなく、探しに出たと見せかけて実はどこにも出発せず、手配したらしく鍛治名人を集めたりしています。この人たちと何をしようとしてるのか、だいたいの察しはつくかと思いますが、次回のお楽しみです。

 最後のコマの「たはやすく人寄り来まじき家」の様子は、こんな立地だったかどうかは全くわからないまま、人が来ないようなロケーションを描きました。


 ところで少し前にテレビが壊れて買い換えた後、ブルーレイレコーダーの具合も悪い話をちょこっとしましたが、いよいよ新製品を購入しました。まだ古いレコーダーを使いつつ、新旧レコーダー同士でダビングが出来ないか試行錯誤ののち、ネットワークを使ってダビングできるようになりました!
LANです。今や世の中はこんなことになっているんですね。無線LANやらLANケーブルやらを使って、どこを飛んでいるのか不思議でたまりませんが、2台のレコーダー間を録画番組が移動してるんですよー。この夏の、良い思い出になりました。
posted by juppo at 01:08| Comment(2) | 竹取物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする