〈本文〉
ある人、弓射ることを習ふに、諸矢をたばさみて的にむかふ。師のいはく、「初心の人、二つの矢を持つことなかれ。後の矢を頼みて、初めの矢になほざりの心あり。毎度ただ得失なく、この一矢に定むべしと思へ。」と言ふ。わづかに二つの矢、師の前にて一つをおろかにせんと思はんや。懈怠(けだい)の心、みづから知らずと言へども、師これを知る。このいましめ、万事にわたるべし。
道を学する人、夕(ゆふべ)には朝(あした)あらんことを思ひ、朝には夕あらんことを思ひて、かさねてねんごろに修せんことを期す。いはんや一刹那のうちにおいて、懈怠の心あることを知らんや。何ぞ、ただ今の一念において、ただちにすることのはなはだかたき。

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ありがとうございます!画像が間に合ってなくて申し訳ありませんでした。こんなふーなマンガを載せていこうと思っております。よろしかったら今後もお立ち寄り下さい〜。
やってません
わりと好きだったのだけどね。
楽しみにしています。
コメントありがとう!
古文って国語の中でも迫害されがちなんだけど、大人になって触れてみると面白いし、なるほど〜と思ったりするんですよ。頑張って更新していきます!
ぶち当たっていただき、こちらこそラッキーです\(^O^)/草書をお書きになってるんですか!素敵です!書道はいいですよね〜。