そう聞かれる度に、生徒には言わないけれども「正直、役に立つことはあまりないなぁ〜。」と思う(言っちゃうこともあるけど)。
実生活で私は、編物のゲージを取るのに連立方程式を使ったり、携帯電話の料金プランのお得具合を調べるのに不等式を使って計算したりして、「知ってて良かった」感をちょっぴりだけ味わったことがあるが、そんなことは出来なくても何も困ることはない。編み方は本に書いてあるし、料金プランは携帯ショップのお姉さんに相談すれば良い。
ましてや、日常生活で√(ルート)の計算なんて絶対しないし、測量技師にでもならない限り、サイン・コサイン・タンジェントなんて高校を卒業したら一生お目にかからないだろう。
では一体、何のために数学を勉強するのか?私はこう思っている。
数学というのは、決められた規則に厳密に従いながら、自由な発想のもとに試行錯誤し、答えを見つけることを学ぶ学問なのだ、と。平たく言えば「ルールを守る」ことと「諦めない」ことを学ぶための学習だと思うのだ。こういうことなら、何か役に立ちそうでしょ。
数学では、ささいなことでも決められたルールに従わなければ、絶対に正解は得られないが、ルールを守ってさえいれば、どんなやり方をしても構わない(注:ただし、あくまでも正しいやり方ですよ)。失敗したとしても、自分で過ちを見つけられれば何度でもやり直すことが出来るのだ。後は、途中で諦めないこと。これらを充分に学んで大人になることは、かなり重要だと思うでしょ?実はそういうことを学んでいるんですよ。皆さんは。
だから、もし「数学ぜんぜん分かんない。向いてないみたい。」と思っている方でも、諦めないでください。
諦めずに問題に立ち向かい、疑問を持ち、解決しようと努力するだけでも、そこから何かを確実に学び取っているんですよ。
【関連する記事】



諦めずに解いたときの快感がたまらなく、数学大好きになりました。
そして、数学が克服できると、英語、化学がすごく簡単に思えました。問題を解くために考える力、これが色々な所で役に立っていると
私は感じてます。細かい数式は使わないものの、その過程がすごく役に立つと思うのです。
だから、子供にも頑張って欲しいと思う。
そう、あの快感がたまらないんですよね。それが新たな問題に向かう意欲にも繋がるし。何かを一つ一つ片付けていく作業は一生使うスキルで、勉強しながら知らず知らずに身につけてるモノなんだよね。
数学アレルギーで生きてきた私は、諦めずに解いたときの快感も知らず、非常に悔しい思いです。
現在、小学生のドリルから、算数をやり直してまして、今度こそ丁寧に、解るまで勉強しようと頑張ってるのですが、今からでも”数学的に考える力”というものは身につくものなのでしょうか?
数学アレルギーだった頃の経験が、きっと今のきょんさんを形成しているのでしょうから、数学も役に立った訳ですよね。数学的に考える力と言うと難しいですけど、解いて行くうちにいろいろ発見があって、ものの捕らえ方が変わっていったりするかも知れませんね。勉強なんていくつになっても、やりたい時にやればいい、と私は思っています。きょんさんは実践してるから偉いです!大人の方でも算数とか数学とか、やってみればいいのになー面白いのになーといつも思うんですよ。