〈本文〉
さしたる事なくて人のがり行くは、よからぬことなり。用ありて行きたりとも、そのことはてなば、とく帰るべし。久しくいたる、いとむつかし。
人と向かひたれば、詞(ことば)おほく、身もくたびれ、心もしづかならず、よろづのことさはりて時を移す、互ひのため益なし。いとはしげに言はんもわろし。

〈juppo〉最近流行りの、『○○の品格』みたいな話です。そんなに長くないんですけど、2回に分けます。
日本人は「本音」と「建て前」を使い分ける民族なので、相手の気持ちを測るのは大変難しいのですね。でも、相手を思いやるからこそ「建て前」文化が発達したので、そのこと自体は決して悪いことではないし、むしろ誇っていいと私は思います。
私自身は相手の「本音」を読むのが本当〜に苦手で、いつも言われたことを額面通りに受け取って失敗ばっかりしてるんですけど。
人はなかなか「本音」を言わないのだから、訪ねていく時はこういったことに注意しましょう、というマナー本のようなお話です。続きは近日中に。
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でも、一緒に生活する人に対しては、『本音』が必要なのかも、とだんだん悟ってもきました。
人と人とが気持ちよく付き合っていくために建て前は大事だけれど、本音で語り合える仲が理想だよね、というのが後半の内容なんですよ。ぐずぐず描かないでいてスミマセン。本音と建て前を上手く使い分けられる大人に私もなりたいなぁと思っています。空気が読める人も、私の理想です!