2007年12月10日

さしたる事なくて@

徒然草、第一七〇段です。
〈本文〉
 さしたる事なくて人のがり行くは、よからぬことなり。用ありて行きたりとも、そのことはてなば、とく帰るべし。久しくいたる、いとむつかし。
 人と向かひたれば、詞(ことば)おほく、身もくたびれ、心もしづかならず、よろづのことさはりて時を移す、互ひのため益なし。いとはしげに言はんもわろし。

sashitarukoto1.jpg
〈juppo〉最近流行りの、『○○の品格』みたいな話です。そんなに長くないんですけど、2回に分けます。
 日本人は「本音」と「建て前」を使い分ける民族なので、相手の気持ちを測るのは大変難しいのですね。でも、相手を思いやるからこそ「建て前」文化が発達したので、そのこと自体は決して悪いことではないし、むしろ誇っていいと私は思います。
 
 私自身は相手の「本音」を読むのが本当〜に苦手で、いつも言われたことを額面通りに受け取って失敗ばっかりしてるんですけど。
 
 人はなかなか「本音」を言わないのだから、訪ねていく時はこういったことに注意しましょう、というマナー本のようなお話です。続きは近日中に。
posted by juppo at 22:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 徒然草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私はお調子者で、その場を取り繕うとする、良く言えば空気が読める(読みすぎる?)タイプなので、身内から「本音を出さないでずるい」などと非難され、どうしたもんかと悩んでましたが、社会の上ではやっぱり『建て前』って必要じゃないかなあと思います。『ドラゴン桜』の桜木先生も、建て前がなければ社会は混乱するぞ!とおっしゃってたし。
でも、一緒に生活する人に対しては、『本音』が必要なのかも、とだんだん悟ってもきました。
Posted by きょん at 2007年12月13日 20:32
きょんさん!
人と人とが気持ちよく付き合っていくために建て前は大事だけれど、本音で語り合える仲が理想だよね、というのが後半の内容なんですよ。ぐずぐず描かないでいてスミマセン。本音と建て前を上手く使い分けられる大人に私もなりたいなぁと思っています。空気が読める人も、私の理想です!
Posted by 柴田 at 2007年12月13日 20:48
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