〈本文〉
吉田と申す馬乗りの申しはべりしは、「馬ごとにこはきものなり。人の力、争ふべからざると知るべし。乗るべき馬をば、まづよくみて、強きところ、弱きところを知るべし。次に轡(くつわ)・鞍(くら)の具に、危ふき事やあると見て心にかかる事あらば、その馬を馳(は)すべからず。この用意を忘れざるを馬乗りとは申すなり。これ秘蔵(ひさう)のことなり。」と申しき。

〈juppo〉寒いですねぇ。ホントに寒いです。皆さん風邪などひいてませんか?受験生の方もそうでない方も、健康には充分気をつけてくださいね。
さて、おかげさまでこのブログは今日で一周年を迎えました。去年の今日、徒然草の『ある人、弓射ることを習ふに』をUPしたのがスタートだったので、一周年の今日は同じ徒然草で、同じような達人の教えシリーズで描いてみました。
簡単なようで、やはり素人には分からないことを、その道に秀でた人だけは知っている、というテーマは徒然草によく見られます。読んでみると「何ごとも基本が大事」ってだけの事だったりするんですが、それだけの事でもやはり、極めてみないと分からない真理であったりするんですね。
それだけの経験と実績を積んでいる人だけに、それを語ることが許されているのだ、という見方もあるかも知れません。
どんなことでも、長く一途にやり続けるのは大変なことです。このブログも、出来るだけ長くコツコツと続けて行きたいなぁ〜、と一周年の区切りに気持ちを新たにする作品となりました。
皆様、これからもよろしくお願いいたします。
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この章段の敬語の敬意の主体と対象を教えて下さい。
「吉田と申す馬乗りの申しはべりしは」の「申す」と「申しはべり」
「馬乗りとは申すなり。」の「申す」
「と申しき。」の「申し」
よろしくお願いします。
すみません。正確にお答えする自信がありません。
間違ったことをお伝えしてもいけないので、他の方にお聞きになっていただけませんか。
ごめんなさい。
ありがとうございました。