2010年02月08日

いづれの御時にか�

最終回です。あの方がやっと、ご生誕です。
〈本文〉
 前(さき)の世にも、御契(ちぎ)りや深かりけむ、世になく清らなる玉の男御子(をのこみこ)さへ生まれたまひぬ。いつしかと心もとながらせたまひて、急ぎ参らせて御覧ずるに、珍(めづら)かなる児(ちご)の御かたちなり。
 一の御子は、右大臣の女御の御腹(はら)にて、よせ重く、疑ひなき儲(まう)けの君と、世にもてかしづききこゆれど、この御にほひには並びたまふべくもあらざりければ、おほかたのやむごとなき御思ひにて、この君をば、私物(わたくしもの)に思ほしかしづきたまふこと限りなし。

idureno3.jpg
〈juppo〉今回、『源氏物語』の冒頭部分を描くために、源氏の訳本ではなく古文の参考書に載っている文章を参考にしました。

 その文章がここまでなので、とりあえずこの章はここで終了にするんですが、教科書にはどのへんまで載っているのでしょうか?
 「もうちょっと先まであるよ」とお気付きの方はご一報ください。


 さて、やっと物語の主人公・光源氏が誕生しました。
 昔の人は本当〜に前世の契りが好きですね。いや、それが根本的な考え方だったんでしょうね。

 帝もこの更衣も、特に美男・美女とはされていないのに、前世での契りがあったに違いないから絶世の美・赤ちゃんが生まれてしまった、という訳なんです。

 その赤ちゃんの名前が光源氏だということもまだ明かされていないので、せいぜい光らせて可愛く描いてみましたがどうでしょう?

 この続きも、もちろんいずれ描きます。リクエストがあれば優先します。
 『源氏物語』の、もっと先の部分が読みたい方も、是非リクエストをお寄せください。その際、できればどの帖のどの部分かを、なるべく詳しくお知らせくださいね。

 教科書的には次に描くとしたら紫の上とか雨夜の品定めになるのかな〜、と思っています。





 ところで先週の土曜日、母とウォーキングがてらチョコ募金をして来ました。
 チョコ募金について、詳しいことはこちらに紹介されています。
http://www.jim-net.net/
イラク戦争の後遺症に苦しむ子供達の医療援助をする募金です。
 
 そのポスターの展示を行っているカフェが、うちから遊歩道を一時間くらい歩いたところにあったので。 

 

chokobokin.jpg
posted by juppo at 20:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 源氏物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最後までありがとうございます><
ほんとにたすかりました!

これからもちょくちょく見させていただきますんで、がんばってください!
Posted by tomas at 2010年02月11日 19:09
tomasさま

最後まで毎回コメントしていただき、こちらこそありがとうございます!

『源氏物語』を描き始められたのも、tomasさんのおかげです!感謝しております〜p(^^)q

これからも、どうぞよろしくお願いしますね。

tomasさんも頑張ってくださいっ(^O^)/
Posted by 柴田 at 2010年02月11日 19:18
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