〈本文〉
返りごと、
「あくるまでも、こころみむとしつれど、とみなる召使の来あひたりつればなむ。いとことわりなりつるは。
げにやげに冬の夜ならぬ真木(まぎ)の戸も
おそくあくるはわびしかりけり」
さても、意図あやしかりつるほどに、ことなしびたる。しばしは、忍びたるさまに、「内裏(うち)に」など、言ひつつぞあるべきを、いとどしう心づきなく思ふことぞ、かぎりなきや。

〈juppo〉泥沼化した夫婦生活は全く何の解決もしていませんが、この章はここでおしまいです。
その、町の小路の女とダンナは切れることなく今後も通い続けるらしいです。
何もなかったような顔でいられるのは、何もなかったと思っている訳で、そんなことは男として(当時は特に)当たり前だ、という驕りがあるのでしょうね。この日記の筆者も、そんな理不尽さを後世に語り継ぎたかった、語り継がなければ、なんて女の使命を感じていたのかもしれません。
男と女の間には、当人同士にしかわからない感情の機微があるんでしょうけどね。
母の入院は早や一ヶ月になろうとしています。
おかげさまで運動能力については目覚しい回復があり、土曜日には初めて外出許可をもらって、お寺まで父の新盆供養に行ってきました。
そうなんです。お盆なんです。我が家の菩提寺では先週がお盆だったので、迎え火やら送り火やらもあり、一人暮らしで荒れ放題の自宅を急遽片付けたり、慌ただしい一週間でした。
これから一周忌もあるし、それまでに母がどのくらい回復するのかも含めて、まだまだ気の休まらない夏が続きます。暑いけど、頑張ります。
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その後お母様のご様子はいかがですか?
関東は少し涼しいと聞きました。
とはいえ、決して無理なさらずにご自愛下さい。
いつもブログチェックさせていただいています。
いつもありがとうございます!
月曜日が父の一周忌だった為、先週まではその準備に追われ、今週は無事に終えた脱力感にどっぷり浸かっております(-_-;)
母はおかげ様で月末にリハビリ専門の病院に転院しました。
本人はすぐにでも帰宅したい位に回復もしてきていますが、諸々そういう訳にも行かず、私の病院通いも続いています。
確かにここ数日涼しくて、うっかり風邪気味ですが気力だけで踏みとどまっているところです。
お母さん、大変でしたね。回復順調でなによりです。
うちの母も衰えが気になる今日この頃、先日も転んで顔からダイビングしたようで顔が大変です。
本人の気持ちが下向きにならないように気を使うところです。
柴田さんも夏バテしませんように。
お母様のおけがは大丈夫ですか!?
顔は女の命ですからね。跡が残ったりしないとよいのですけど・・・。
お大事にしてくださいね〜。
私はしっかり夏バテしています。風邪をひかずに踏みとどまったと思ったら、風邪どころか胸膜炎なんてのになってしまい、週明けから寝込んでました。(今は、治ってます)
寝たり食べたり、基本的なことが本当に大切なのだな、と痛感しています。
夏バテされたとのことで、柴田さんの調子が気になります。私もこの夏は仕事のストレス&夏バテで、けっこう参っていたけれど、介護はまた別のものだと思います。高齢者とか病人とか、その人たちにもちろん介護は必要ですが、介護する人にこそケアが必要なんですよね。どうか無理されませんように。
漫画の更新がないのは無理からぬことなので、気長にお待ちしてます(^^)。
いつもありがとうございます。ご心配かけてすみません。
ホントに、私の面倒も誰か見てぇー!と叫びたいこともありました。
その代わりというか、母は大分元気になりました。認知の面も徐々に回復しています。
退院は9月末頃の目処が立ちました。
今週末には初めての外泊で久しぶりに我が家に泊まる予定です。
私も少し余裕が出てきて、相変わらず疲れてますけどぼちぼち次の作品を描いています。
近日中に更新しますのでお楽しみに。