2014年10月22日

完璧帰趙A

『完璧帰趙』が帰ってまいりました。璧はまだ趙に帰って来ていませんが。
〈本文〉
趙王於是、遂遣相如奉璧西入秦。
秦王坐章台、見相如。
相如奉璧奏秦王。

秦王大喜、伝以示美人及左右。
左右皆呼万歳。

相如視秦王無意償趙城、乃前曰、

「璧有瑕。請指示王。」

王授璧。
相如因持璧、卻立倚柱、怒髪上衝冠。

謂秦王曰、

「大王欲得璧、使人発書至趙王。
〈書き下し文〉
趙王是に於いて、遂に相如をして璧を奉じて西して秦に入らしむ。
秦王章台に坐して、相如を見る。相如璧を奉じて秦王に奏す。
秦王大いに喜び、伝へて以て美人及び左右に示す。左右皆万歳と呼ぶ。

相如秦王の趙に城を償ふの意無きを視(み)て、乃ち前(すす)みて曰はく、
「璧に瑕(きず)有り。請ふ王に指示せん。」と。

王璧を授く。相如因りて璧を持ち、卻立(きやくりつ)して柱に倚(よ)り、怒髪上りて冠を衝く。
秦王に謂ひて曰はく、
「大王璧を得んと欲し、人をして書を発して趙王に至らしむ。
kanpeki2.jpeg

〈juppo〉
 朝晩寒くなりましたねー。皆さんお元気ですか。
『若紫』で中断した、『完璧帰趙』の続きです。中断している間に、1回目のお話を忘れてしまいましたね。私もです。

 秦の王が趙の王の持っている璧を欲しがって、くれたら城を15個あげると言って来た、というところまででした。
 という訳で、秦まで璧を持ってやって来た相如です。案の定、城はもらえなさそうですが、もらえなければ璧をそのまま持ち帰ると言って出て来た相如がこの後どうするのか、というところで続きます。
 タイトルからして、無事に持ち帰ることは想定の範囲内ですけどねー。
 
 璧にキズがついてるから、どこについてるか示させろ、と言ってとりあえず璧を手に戻すのはなかなかの策ですね。
 次回も相如の交渉術が続きます。お待ちください。


 ところで先日、葛西臨海水族園の帰りに壊れたカーナビがその後ついに回復しなかったので、新しいナビをつけました!
 10年乗ってる軽には似つかわしくないハイテクな機械が搭載されました。TVまで見られるんですね〜カーナビって。う、運転中は見ません。安全運転に努めます。
posted by juppo at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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