2017年09月22日

五月ばかり、月もなう@

ご無沙汰しました!元気です!!
リクエストにお応えします。枕草子、第137段です。
〈本文
五月(さつき)ばかり、月もなういと暗きに、「女房やさぶらひたまふ。」と、声々して言へば、「いでて見よ。例ならず言ふはたれぞとよ。と仰せらるれば、「こは、たそ。いとおどろおどろしう、きはやかなるは。」と言ふ。ものは言はで、御簾(みす)をもたげてそよろとさし入るる、呉竹(くれたけ)なりけり。「おい、この君にこそ。」と言ひわたるを聞きて、「いざいざ、これまづ殿上(てんじよう)に行きて語らむ。」とて、式部卿(しきぶきよう)の宮の源(げん)中将、六位どもなど、ありけるは往ぬ。
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〈juppo〉まず、おそらく皆さんの心に浮かんだことを書きます。「月もなう」の「なう」はnowではありません。漫画を見ていただければわかるように、「なく」という意味なんですね。清少納言さんのつぶやきみたいですけど、違います。

 呉竹は竹の一種だそうで、「この君」は竹を指す呼び名なのだそうです。中国の王様が竹を好きすぎてそう呼んだとかなんとか、由来があるようです。
 中国の文学ではそういう呼び名があるけれど、それを日本人の誰でも知っているわけではない、でも自分たちは知っているので、ひけらかしてやろうとでも思ったのか、殿上人たちが女房のいるところまでやってきたということらしいです。
 女房は女官のことで、奥さんのことではありません。
 ところが、毎度おなじみ清少納言さんが驚くべき博識を発揮してしまい、意表をつかれた殿上人の皆さんは、この話を他の人にも教えてあげなくちゃ!と、登場した途端に退場する場面です。
 相変わらず凄いわー清少納言さん!というお話で、今回の6コマで完結しちゃってるような感じではありますが、続きがあります。しばらく続きます。

 ところで呉竹といえば筆ペンが思い浮かびますが、私が墨ぬりに愛用しているのはPILOTの筆ペンです。

最近これが入手しにくくて他の製品を使っていますが、やっぱりこれが一番いいです。

 さて、今年の夏ももれなく夏バテしていた私です。今年は5月くらいから早々に暑くなって、もうその辺からやる気が失せていましたが、梅雨時には気圧の変化で自律神経がやられまくり、そのままひたすら弱ってました。そんな中ふと、暑くなるとチョコレートを食べなくなることに気づいたんです。冬の間は毎日のように食べてるんですけど、暑くなると買う気すら起きなくなるものですね。夜中にチョコを食べないだけでも栄養の摂取量が減っているのでは?と考え、それから意識して食べてます、チョコ。

 最後にお知らせ!!
 「高校古文こういう話」の2冊目の本が、来月出ます!!
夏バテしつつ、いろいろ準備に携わっていました。詳しくは順次お伝えしてまいります!
posted by juppo at 02:05| Comment(0) | 枕草子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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