2024年05月02日

源氏物語ダイジェスト11若紫A

ゴールデンウィーク最中の平日です。寒いです。続きです。
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〈juppo〉前回、若紫こと紫の上が藤壺の姪だということが明らかになったところで終わりました。紫の上の世話をしている尼さんと、光源氏に話しに来た坊さんが兄妹です。この坊さんは光源氏がわらわやみを癒しに行った聖(ひじり)とは別人です。
尼の娘が紫の上の母なので、紫の上は尼の孫です。紫の上の父親が兵部卿宮(ひょうぶきょうのみや)という人で、光源氏がぞっこんの、藤壺さんがその妹なんですね。

 幼女に心を奪われている間にわらわやみは治ったようで、都に帰るタイミングでお迎えが来たりしていますが、この北山行きは内緒で出かけて来たようです。

 紫の上に執心しつつも、藤壺に会えるチャンスは逃さない我らが光源氏です。病気で宮中から里に下がった藤壺さんですが、何の病気かよくわかりません。光源氏との逢瀬を実現させるための里に下がる設定なのかな、というくらいの病気です。王命婦(おうみょうぶ)という藤壺付き女房が、ここではその算段を取り付けてくれたようです。この逢瀬からまた、いろいろと物語が動いていくんですよね。
てなことで、以下次号。
posted by juppo at 03:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 源氏物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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