を見てくださった方から、メールをいただきました。
その内容は、「児の姿が小坊主なのは、ちょっと違うのでは」というもの。
児とは「寺で下働きをする少年」であるという知識だけで私は漫画を描いてしまったのですが、実は児(主に『稚児』と明記)とはこんな存在でした。
稚児とは-はてなダイアリー
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C3%D5%BB%F9
稚児-Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%9A%E5%85%90
上記のサイトを見ていただければ、稚児について詳しくお調べいただけると思います。それによると、
「ちご」は「ちのみご」から来た言葉と考えられ、本来は乳児、幼児を指す言葉だったが、後には6才くらいまでを指すようになった。
寺や神社や公家に、様々な階級から行儀見習いや芸道の修行のために連れてこられた子供のことを「稚児」といい、寺では一般的な小坊主とは違って坊主頭ではなく、女性のように化粧をし、お歯黒を付けた場合もあり、極彩色の水干を着た。
僧侶たちの修行の場である山間部の大寺院では、「男社会における女性的な存在」となり、男色の対象ともされた。
成人すると俗世界に戻るのが普通だが、中には出家して僧侶になる稚児もいた。
・ ・・というようなことが紹介されています。
また現代においても、伝統的なお祭りなどで、派手な着物を着てお化粧をした「稚児」に扮した子供達を見ることが出来ます。その姿は小坊主のものではありません。
そういう訳で。
私の描いた『児のそら寝』は正確なものではなかったのです。すみません。
ただ、不確かな知識で描いてしまったことは大いに反省するものの、当面描き直すつもりはないのです。
それは、このままでも物語の大意は充分伝わるだろう、ということと、そこだけ描き直しても到底正確な古典の世界は描き切れない、と思うからです。
いい加減な気持ちで作品を発表したくはないのですが、そこはやはりマンガなので、多少おかしなところもあると思います。
もし、学校や塾の先生方にこのブログを授業に使っていただけるなら、そういった「おかしな点」も含めて「ここは実際はこうなんだけど」と、補足していただいた上で、話のネタ程度にご利用いただければ、と思っているのです。
と思っているのですが、ご覧になっていて「これ、ちょっと違うんじゃない?」と思われた方は、是非、これからもコメントなりメールでお知らせください。
その都度私も勉強していきたいですし、直せるところは可能な限り直したいと思います。
以上、ふつつか者で相スミマセンが、今後ともよろしくお願いいたします。
より正しい稚児のイメージ


言葉は生きていて、常に変化したり新しく生まれたりする。「ついていけない」と思う事もあるけれど、その移り変わりを目の当りに出来る幸運に、感謝しなければ。
どうしてそこまで男社会?と、謎は深まるばかりなのだが、そんな偏った作り方も、ピタとゴラのいつもの反応のように純粋に「面白い!」と思えるのだ。

