〈本文〉
春鳴くゆえこそはあらめ。「年たち返る」など、をかしきことに、歌にも文にも作るなるは。なほ春のうちならましかば、いかにをかしからまし。人をも、人げなう、世のおぼえあなづらはしうなりそめにたるをばそしりやはする。鳶(とび)・烏(からす)などのうへは、見入れ聞き入れなどする人、世になしかし。されば、いみじかるべきものとなりたればと思ふに、心ゆかぬ心地するなり。

〈juppo〉前回、ウグイスを「虫食い」という名で呼ぶ、なんてエピソードがありましたが、野鳥図鑑を繰っていたら、ウグイス科の鳥で「○○ムシクイ」というのがいることを発見しました。
メボソムシクイは「銭取り、銭取り」と鳴き、センダイムシクイは「焼酎一杯、グイー」と鳴くんだそうですよ。
清少納言はウグイスを愛していますね。
愛するがゆえに相手に完璧を求めてしまう。結婚に失敗する女の典型ですね。
「年たち返る」とは、年が改まって新年になる、という意味です。新年のおめでたい歌にはウグイスは付き物だ、くらいのステイタスなんですね。
そんなウグイスに比べると、鳶や烏って、見向きもされないほどの、凡人扱いなんですね。カラダの色合いからして地味ですけど、あからさまな差別ですよね。
そしてそれは人間で言うと、もう人気がなくなった、忘れられかけている人、ということなんですね。
覚醒剤で捕まった芸能人でも、連日ニュースになるのはその人がやっぱり人気者だったからでしょうね。「ん?あの人も逮捕されたんじゃなかったっけ?」なんて、話題の沸き具合に差が歴然、ですよね。
そういう訳で、ウグイスに限っては、常に話題の先端にいるくらいの風格でいてもらわなければ困る、と清少納言は嘆いているのです。
ところで、実は先月から、ちょっと父が入院していまして、今我が家は私と母の二人暮しです。
若くもない女の二人暮しで実感したことは、「炊いたご飯が減らない!」ということです。
ニ、三合炊いただけでも二人が食べ終わってまだ炊飯器にご飯がたっぷり残ってしまう。時節柄早く食べないと悪くなってしまうし冷凍庫もいっぱいだし。
・・・ということで、炊いたご飯が余りそうな時は、すかさずおにぎりにしていました。翌日のお弁当がそのおにぎりになる訳です。
また、病院から二人で一緒に帰る日は「食べて帰ろうか〜。」てなことになり、もう外食に次ぐ外食、の合間のおにぎり、という食生活が1ヵ月ほど続いています。
こんな生活がいつまで続くんだろう・・・と思っていましたがなんと、この土曜日に父は退院することになりました。
えっっ、もう
まさに、医療技術の最先端を見せつけられた思いです。
ともかく、退院が決まってホッとしました。
私も少しヒマが出来そうなので、そろそろ『謎のプリンス』を見に行こうかな〜。


〈juppo〉しばらく、ウグイスの話が続きます。「i」のキーはその後いい調子です。
〈juppo〉今回この作品を描くにあたって、野鳥図鑑を購入しました。ポケット判のです。ところが買ってから「しまった!オウムは野鳥じゃない!」ことに気づいてそれだけは結局携帯で画像検索したり、「たくみ鳥って何鳥?」という謎が解けずにさんざん調べた挙げ句、手元にあった古語辞典に当たるとあっさり「ミソサザイのこと」と答が出ていた、なんていう間抜けな大騒ぎをしていました。
〈juppo〉先月からずっと忙しかったのですが、急にヒマになりました。このまま年末休みに突入する訳ではありませんが、ヒマなうちにブログの更新に励みたいと思います。はい、他に取り立ててすることはありません。
〈juppo〉そういえば、『HEROES』はシーズン1を全部見ました。感動しますよ〜。全部見ると。愛と家族の物語なんですよ。
〈juppo〉お待たせしました。残りです。ご主人が国司に選ばれなかったエピソードの中に、様々な「がっかり」の形態があるものですよね〜。




〈juppo〉関東地方は雪が降っています。凄く降っているので、電車が止まったり車の運転に支障が出る前に、さっさと帰りたいと思います。焦っています。