2024年05月02日

源氏物語ダイジェスト11若紫A

ゴールデンウィーク最中の平日です。寒いです。続きです。
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〈juppo〉前回、若紫こと紫の上が藤壺の姪だということが明らかになったところで終わりました。紫の上の世話をしている尼さんと、光源氏に話しに来た坊さんが兄妹です。この坊さんは光源氏がわらわやみを癒しに行った聖(ひじり)とは別人です。
尼の娘が紫の上の母なので、紫の上は尼の孫です。紫の上の父親が兵部卿宮(ひょうぶきょうのみや)という人で、光源氏がぞっこんの、藤壺さんがその妹なんですね。

 幼女に心を奪われている間にわらわやみは治ったようで、都に帰るタイミングでお迎えが来たりしていますが、この北山行きは内緒で出かけて来たようです。

 紫の上に執心しつつも、藤壺に会えるチャンスは逃さない我らが光源氏です。病気で宮中から里に下がった藤壺さんですが、何の病気かよくわかりません。光源氏との逢瀬を実現させるための里に下がる設定なのかな、というくらいの病気です。王命婦(おうみょうぶ)という藤壺付き女房が、ここではその算段を取り付けてくれたようです。この逢瀬からまた、いろいろと物語が動いていくんですよね。
てなことで、以下次号。
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2024年04月30日

源氏物語ダイジェスト10若紫@

ゴールデンウィークですね。「若紫」をお届けしますよ。全部で3回です。
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〈juppo〉「夕顔」の終盤、夕顔の死のショックから寝込んでいた光源氏でしたが、今回の「わらわやみ」はまた別に罹患した病のようです。わらわやみとは、今で言うマラリアのような熱病です。その療養に北山に来ている光源氏一行ですが、病が癒えたのかどうなのかよくわからないうちに、覗きからの幼女にロックオンです。

 途中に「明石」にいる親子の話が出てきます。娘がいると聞けば興味を示す光源氏ですが、単に興味を示すのみならず、心に留めておいてチャンスがあれば近づくハンターでもあります。この明石の娘はいずれ出てきて、軽くもない関係になります。ダイジェストにすると、本当〜に次から次に女が出てきてせわしないですね。そういう話なんですね。

 「雀の子を犬君が逃がしつる」のセリフのシーンは以前描きました。だから省略したというか、ダイジェストですし有名なシーンですし。念のために、犬君は犬のことではなく、お付きの女房の名前です。

 続きはまたすぐに。
ゴールデンウィークも平日は塾の先生になり、赤の日は庭の草むしりをする予定です。

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2024年03月29日

源氏物語ダイジェスト9夕顔B

「夕顔」最終回です。
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〈juppo〉人が一人亡くなるのは大ごとです。それを秘密にしておかなければならないのはさらに重大事ですね。おぼっちゃま育ちの光源氏は体調を崩してしまったようです。短く終わった恋の思い出は尽きないようで、もっとああすればこうすればと後悔に苛まれるのも、お約束です。
 そんな中でも頭中将にはどう対応しようかという点は冷静に判断していますね。こと女性のこととなると、考えが高速で駆け巡るのが光源氏です。モテ男に必須な才能と言えるでしょう。
 夕顔に小さい娘がいると知って、その子を手元に置きたい、と咄嗟に反応しているのもまた、生まれ持った才能、いや本能ですね。
 
 前回さらっと登場した伊予介(いよのすけ)は、「帚木」で説明だけしてありましたが、空蟬の旦那です。伊予の国(愛媛県)のお役人です。国に帰ったということは、伊予の国に行ってしまったということで、空蟬も連れて行ってしまったので、空蟬は光源氏にとって片想いで終わった女性なんですね。
 奥さんもいてあちこちの女に手を出して、ルンルンだった光源氏の「青春の蹉跌」です。

 次回は「若紫」です。ああ、てことはもうあの人を見つけて恋に落ちる光源氏なのだな、と思われる方も多いかと。そう思わない方も、そういう物語です。

 昨年の秋から塾の先生に復帰した私は、春期講習に通う日々です。春休みにまで勉強する生徒の皆さんには頭が下がります。私も頑張ります。
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2024年03月27日

源氏物語ダイジェスト8夕顔A

はい、畳み掛けるように更新します。続きです。
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〈juppo〉光源氏の乳兄弟・惟光くんは調査員としても優秀でありつつ段取りも整えてくれる良いマネージャーです。つつ、自分もちゃっかり夕顔宅の女房か誰かの元に通っているんです。そりゃー内情に詳しくもなるというもの。

 その夕顔さんですが、登場した途端にお亡くなりになります。ダイジェストにすると1ページだけの登場です。短い。
 死因が不明です。寂しいと死んじゃうウサギ並みに、雰囲気で死んだような感じですよね。夢に出てきた、夕顔を捕まえようとしていた美女にとり殺された、という解釈が正解でしょうか。この、夢の女性はあの六条御息所の生霊?という解釈が多いらしいのですが、そうでもないとか、はっきりしません。はっきり書いてないですからね。
 短い間に、光源氏は夕顔にぞっこんになったらしいのですが、それで盛り上がったせいなのか、なぜか急にどこか違う家に行って夜を明かしたり、身分をとことん隠して楽しんだりと、そんなことがロマンチックな17歳、なんですかね。
 しかし最悪な事態に至ってみると、ロマンチックな演出は裏目に出ます。人に知られたらどうしようなんて、急に現実的に冷静に考えているのがやけに常識人的です。こういうことって、ないようであると思います。

 なんだか大変なことになってきたところで、以下次号。
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2024年03月25日

源氏物語ダイジェスト7夕顔@

大変ご無沙汰いたしました。続きです。
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〈juppo〉前回の「空蟬」から2ヶ月も空いてしまいました。「夕顔」は3回でお届けします。もう全部描いたので、畳み掛けるように更新します。

 お話は「空蟬」から続いていて、光源氏はまだ17歳です。このころから六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)と付き合っています。長い付き合いになるのですが、いまいち陰が薄いのですね。そのせいで後々、ああなったりこうなったりな活躍(?)につながっていくのかと。

 タイトルの「夕顔」はこの章で中心となる女性のことですが、家の前に夕顔が咲いていて、その後彼女が歌にも詠んだことから呼び名になっています。その歌については紹介しません。

 惟光(これみつ)も初登場です。光源氏の乳母の息子です。随身としてあちこちお供するのみならず、光源氏の女性問題のために、骨身を惜しまず貢献します。まずは気になった女の素性を調べることから。その過程で、夕顔が「帚木」で頭中将が語っていた「ほっといたら消えた」女と同一人物らしいぞ、ということが発覚するんですね。世間は狭いです。このことも後々、いろいろな問題になって浮上し続けます。とりあえず、誰かの元カノだからと手を出すのを躊躇する光源氏では、ないというお話です。
posted by juppo at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 源氏物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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