人のものともせぬ所に惑ひありけども、何の験(しるし)あるべくも見えず。家の人どもに、ものをだに言はむとて、言ひかかれども、ことともせず。あたりを離れぬ君達(きんだち)、夜を明かし日を暮らす、多かり。おろかなる人は、「ようなきありきは、よしなかりけり。」とて、来ずなりにけり。

〈juppo〉前回の続きです。このまま竹取物語を続けて更新していくかどうかは、考え中です。と、いうより暑くて何も考えられなくなっています。日々、だらだらしています。いっそのこと、この夏の目標は「だらだらすること」にしようかな、そうすれば目標が全うできることは間違いないな、なんて下らないことを考える脳だけは働いています。
物語の始まりはとてもファンタジーだったのに、この辺に来ると早くも艶っぽい展開になってきて、ほのぼのした雰囲気は一切ありませんね。
翁は竹から出て来る黄金のおかげでリッチになったので、いつの間にかこの家には使用人なんかがいるんですね。「家の人ども」とはそういう人たちを指すのだと思います。
それでも、お屋敷のまわりには「人のものともせぬ」所があるらしいです。
いつの時代にも、諦め切れずに夜を徹して待つ男もいれば、諦めてさっさと退散する男もいる、というくだりです。
そして、諦めないことが肝心、という訳でもない話が続いていくのですね。一筋縄では行きません。



竹取物語の面白いところ(??)
凛としたかぐや姫がかっこいいですね(>_<)
かぐや姫って、ミステリアスなだけでなく芯の強い女だったんですね。竹から生まれただけのことはある…かも( ̄〜 ̄;)