〈本文〉
うれしくいみじくて、夜昼これを見るよりうち始め、またまたも見まほしきに、ありもつかぬ都のほとりに、誰(たれ)かは物語求め見する人のあらむ。
継母(ままはは)なりし人は、宮仕(みやづか)へせしが下(くだ)りしなれば、思ひしにあらぬことどもなどありて、世の中うらめしげにて、外(ほか)にわたるとて、五つばかりなる乳児(ちご)どもなどして、「あはれなりつる心のほどなむ、忘れむ世あるまじき。」など言ひて、梅(むめ)の木の、つま近くていと大きなるを、「これが花の咲かむ折(おり)は来(こ)むよ。」と言ひおきてわたりぬるを、心のうちに恋しくあはれなりと思ひつつ、忍び音(ね)をのみ泣きて、その年もかへりぬ。

〈juppo〉先週の雨は凄かったです。通勤路が川になっていたり海になっていたり大渋滞になっていて、マトモに出勤することが出来ませんでした。そういう方が全国に大勢いらっしゃると思います。皆さん、お疲れ様でした。
さて続きです。物語については、「また始まったな」という感じですね。とにかくこの娘には物語さえ与えておけば、夜も昼も読む以外の事は何もしない状態になるのが常みたいです。
前回「母」が出て来て、今回は「まま母」が登場しています。このふたりは別人です。
作者のお父さんは作者の実の母を都に残して、別の奥さんと東の国に赴任してたらしいです。今回一緒に帰京したので、この家には奥さんが今のところふたりいます。全部で何人いるのかは分かりません。
同じ家にふたりも妻がいるなんて!今なら女は我慢出来ない
ところですが、当時でもこのまま母はいろいろ我慢出来ないことがあったのか、あっさり出ていってしまうんですね。
「世の中」というのが世間という意味ではなく、夫婦の間柄を指しているのだそうです。
夫婦の間でのことは当事者にしか分からないものとはいえ、残される娘にとってはショックですよね。
「また来ます。」と言っていますが。
・・・続きます。



イラストにしていただけないでしょうか?
お願いします!!
リクエストありがとうございます!
「忘れ貝」ですね!前向きに善処したいと思います。政治家の答弁みたいなコメントですみません(--;)
古文は苦手なもので
せめて授業で習った文章くらいは
点数取らないとって思ってたんですけど
完全に理解できておらずイマイチ・・・
そこで分かりやすく書かれてある所ないかなって探していたんですけど
馴染みやすい漫画形式やさらに解説とかなり分かりやすかったです・・・。
本当にありがとうございます!
なんとかがんばれる気がしてきました
遅くまで勉強お疲れ様です!
苦手な科目でもしっかり準備されてる姿勢が素晴らしいです。
テストの点数がアップするといいですね!
これからも、少しでも古文を楽しんでくださいね〜。
今回の期末テストで、ここのブログに掲載されていた伊勢物語のある章がそのまま出ました!実力テストとあったので、どんな問題がでるのかな、と思っていたら、あ、見たことある!!!となりまして。その章は、印刷して何度も読み返していたので、バッチリでした。文章はほとんど読まないで設問を見ていったら5分で終了。マッハでした。(笑)
夏休み以降に追加された文章で出そうなのを、また印刷しました!いつもありがとうございます〜。
いつもありがとうございます!
教科書に載っていない古文作品だと、その話を知ってるかいないかで問題理解に大きく差が出ますよね〜。
これからも幅広く作品をUPして、そういう時のための備えのブログになりたいと思いました!
私も頑張ります。